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3ヶ月集中スピーキングテスト対策コース
3ヶ月集中スピーキングテスト対策コース
「英語を勉強しているのだけれど、どのくらい話せるようになったか知りたい」 「英語を話せると思って採用したのに、実際には英語が使えず困った」 このように感じたことはありませんか?英語の資格試験で良いスコアや級を取得したとしても、実際に英語が話せるかは別問題だと言われています。 このような状況を改善するために、ビジネスの現場で使える英語力を判定する「PROGOS(プロゴス)」というスピーキングテストが2020年から開始されました。 これまで提供されていたスピーキングテストの多くは受験費用も高く、結果が分かるまでに時間を要していました。しかしPROGOSでは、安価な受験料、そして受験後24時間以内に結果が分かるスピード性を備えています。 企業としては、ビジネスの場面で英語が使える人材を発見することができ、受験者は就職や転職活動時のアピール材料として、あるいは英語学習のペースメーカーとしてPROGOSを活用することができます。 この記事では、PROGOSの概要やテストの構成、結果判定方法などについてお伝えしていきます。 PROGOSとは? PROGOSは、ビジネス英語を中心としたスピーキング力を測るテストです。 Progress(進捗・成果)とDiagnostic(診断)をかけ合わせて「PROGOS」と名づけられましたが、受験者のスピーキング能力を、AIを用いて短時間で的確に診断できるのが特徴です。 試験開始は2020年6月ですが、開始から1年で受験者数がのべ7万人を突破しました。 当初は、PROGOSの親会社である、オンライン英会話大手のレアジョブ会員のみが受験していました。しかし、法人利用が増えたことで、一気に受験者数が増えて認知度が上がったのです。 主な導入企業は以下の通りです。 画像:PROGOS公式ホームページより引用 PROGOSでは、AIによるレベル判定はCEFR(セファール)を日本基準に変換した「CEFR-J」をもとに行われます。 初心者レベルから順に「Pre-A1→A1→A1 High→A2→A2 High→B1→B1 High→B2→B2 High and above」となっています(※)。 結果返却時には、詳細なフィードバックも合わせて送られるため、今後どのような点に注意してスピーキング力を強化していけばよいかが分かるのも大きな特徴です。 ※CEFRと...
はじめに 「巷にはさまざまな英語試験があふれているけれど、ビジネスに特化したものはないの?」 このように感じたことはないでしょうか? TOEICのスコアを英語能力の指標として参考にしている企業は多くありますが、試験の点数だけでは、その人がビジネスの現場で英語を用いて何ができるのかということまでは分かりません。 そんな中、ビジネスの現場を想定した英語試験――「PROGOS(プロゴス)」のスピーキングテストが注目されつつあります。オフィスでの会話やプレゼンテーションで使える英語力を判定することができる試験です。 この記事では、レアジョブ・スピーキングテスト(PROGOS)の概要、また実際に受験してみて分かったことや感想について記していきます。これから受験を考えておられる方の参考になれば幸いです。 1 PROGOSとは&テストの概要 正式名称「レアジョブ・スピーキングテスト powered by PROGOS」と呼ばれるこのテストは、ビジネスの場面での英語使用を想定した英語の試験です。特徴としては(1)自宅から受験ができる。(2)試験時間が20分程度と、とても短い。(3)試験結果をすぐに見ることができる。(4)国際的な指標CEFRに準拠したスコア(後述)を教えてくれる。(5)受験後のフィードバックがとても充実している、などが挙げられます。 もっと詳しく知りたいという方がおられたら、以下の記事を読んでみてください。 2 PROGOSを受ける前にやったこと ① 試験対策 正直なところ私は、対策という対策をほとんどせずに受験しました。私自身、大学時代に英語科に通っていたこともあり、英語は得意な方だと自負しています。力試しということで、あえて試験勉強をほとんどせずに臨むことにしました。 とはいえ、なんの準備もしなかったというわけではありません。事前に知っている情報は多ければ多いほど心強いものです。ということで、インターネットでPROGOSについて調べることにしました。 結論から言うと、公式のホームページまたYouTubeで公開されている情報がとにかく役に立ちました。特に、「【サンプル問題解説/回答ポイント】PROGOS ビジネス英語スピーキングテスト」というタイトルの公式動画がオススメです[1]。実際の問題で用いられている音声を聞きながら、何が問われているのか、また模範的な回答は...
「TOEICのスコアが700点・・・と言われても、実際に英語を使ってどんなことができるの?」 「これまでに培ってきた英語スキル、客観的な指標を使ってもっと具体的にアピールしたい」 このように感じたことはありませんか? 試験の点数だけを聞いても、その人が英語を用いて何ができるのかまでは分かりません。「実際に何ができるのか」が明確に分かれば、評価をする側とされる側、どちらにとっても大きな益となるでしょう。 ビジネスの現場において英語能力がますます求められるようになった今日、CEFR(セファールあるいはシーイーエフアール)と呼ばれる指標が注目されつつあります。外国語の運用能力を具体的かつ詳細に測ることができる、とても便利な指標です。 企業としては、各社員が英語を使って実際に何ができるのかを把握し、英語で行われるプロジェクトを効果的に進めることができます。就職あるいは転職活動をしている人にとっては、自分の英語力を具体的にアピールすることができる頼もしい指標です。 この記事では、CEFRが生まれた経緯やその特徴、またこの指標をビジネスの現場でどのように活用することができるのかについて解説します。 1 CEFRとは CEFRとはCommon European Framework of Reference for languageの頭文字を取ったもので、「セファール」もしくは「シーイーエフアール」と読まれます。日本語では「(外国語の学習・教授・評価のための)ヨーロッパ言語共通参照枠」と訳されています。端的に言い表すならば、「外国語の運用能力を測るための指標」となるでしょうか。よりわかりやすく言うと、「外国語を用いて何ができるか」を詳しく示す指標ということです。 Europeanという名前から分かる通り、CEFRはもともとヨーロッパの欧州評議会(Council Europe)が主体となって作成したもので、2001年に初版が発表されました。その後、2018年には増補版(companion volume)も作成され、いくつかの変更が施されています。 CEFRがヨーロッパで作成された背景には、どのような事情があったのでしょうか。日本とは異なり、ヨーロッパでは多くの国と国が地続きで隣接しています。自国とは異なる言語と接する機会も多いというわけです。また、同一国内で複数の言語が話されていると...
「英語を勉強しているのだけれど、どのくらい話せるようになったか知りたい」 「英語を話せると思って採用したのに、実際には英語が使えず困った」 このように感じたことはありませんか?英語の資格試験で良いスコアや級を取得したとしても、実際に英語が話せるかは別問題だと言われています。 このような状況を改善するために、ビジネスの現場で使える英語力を判定する「PROGOS(プロゴス)」というスピーキングテストが2020年から開始されました。 これまで提供されていたスピーキングテストの多くは受験費用も高く、結果が分かるまでに時間を要していました。しかしPROGOSでは、安価な受験料、そして受験後24時間以内に結果が分かるスピード性を備えています。 企業としては、ビジネスの場面で英語が使える人材を発見することができ、受験者は就職や転職活動時のアピール材料として、あるいは英語学習のペースメーカーとしてPROGOSを活用することができます。 この記事では、PROGOSの概要やテストの構成、結果判定方法などについてお伝えしていきます。 PROGOSとは? PROGOSは、ビジネス英語を中心としたスピーキング力を測るテストです。 Progress(進捗・成果)とDiagnostic(診断)をかけ合わせて「PROGOS」と名づけられましたが、受験者のスピーキング能力を、AIを用いて短時間で的確に診断できるのが特徴です。 試験開始は2020年6月ですが、開始から1年で受験者数がのべ7万人を突破しました。 当初は、PROGOSの親会社である、オンライン英会話大手のレアジョブ会員のみが受験していました。しかし、法人利用が増えたことで、一気に受験者数が増えて認知度が上がったのです。 主な導入企業は以下の通りです。 画像:PROGOS公式ホームページより引用 PROGOSでは、AIによるレベル判定はCEFR(セファール)を日本基準に変換した「CEFR-J」をもとに行われます。 初心者レベルから順に「Pre-A1→A1→A1 High→A2→A2 High→B1→B1 High→B2→B2 High and above」となっています(※)。 結果返却時には、詳細なフィードバックも合わせて送られるため、今後どのような点に注意してスピーキング力を強化していけばよいかが分かるのも大きな特徴です。 ※CEFRと...
はじめに 「巷にはさまざまな英語試験があふれているけれど、ビジネスに特化したものはないの?」 このように感じたことはないでしょうか? TOEICのスコアを英語能力の指標として参考にしている企業は多くありますが、試験の点数だけでは、その人がビジネスの現場で英語を用いて何ができるのかということまでは分かりません。 そんな中、ビジネスの現場を想定した英語試験――「PROGOS(プロゴス)」のスピーキングテストが注目されつつあります。オフィスでの会話やプレゼンテーションで使える英語力を判定することができる試験です。 この記事では、レアジョブ・スピーキングテスト(PROGOS)の概要、また実際に受験してみて分かったことや感想について記していきます。これから受験を考えておられる方の参考になれば幸いです。 1 PROGOSとは&テストの概要 正式名称「レアジョブ・スピーキングテスト powered by PROGOS」と呼ばれるこのテストは、ビジネスの場面での英語使用を想定した英語の試験です。特徴としては(1)自宅から受験ができる。(2)試験時間が20分程度と、とても短い。(3)試験結果をすぐに見ることができる。(4)国際的な指標CEFRに準拠したスコア(後述)を教えてくれる。(5)受験後のフィードバックがとても充実している、などが挙げられます。 もっと詳しく知りたいという方がおられたら、以下の記事を読んでみてください。 2 PROGOSを受ける前にやったこと ① 試験対策 正直なところ私は、対策という対策をほとんどせずに受験しました。私自身、大学時代に英語科に通っていたこともあり、英語は得意な方だと自負しています。力試しということで、あえて試験勉強をほとんどせずに臨むことにしました。 とはいえ、なんの準備もしなかったというわけではありません。事前に知っている情報は多ければ多いほど心強いものです。ということで、インターネットでPROGOSについて調べることにしました。 結論から言うと、公式のホームページまたYouTubeで公開されている情報がとにかく役に立ちました。特に、「【サンプル問題解説/回答ポイント】PROGOS ビジネス英語スピーキングテスト」というタイトルの公式動画がオススメです[1]。実際の問題で用いられている音声を聞きながら、何が問われているのか、また模範的な回答は...
「TOEICのスコアが700点・・・と言われても、実際に英語を使ってどんなことができるの?」 「これまでに培ってきた英語スキル、客観的な指標を使ってもっと具体的にアピールしたい」 このように感じたことはありませんか? 試験の点数だけを聞いても、その人が英語を用いて何ができるのかまでは分かりません。「実際に何ができるのか」が明確に分かれば、評価をする側とされる側、どちらにとっても大きな益となるでしょう。 ビジネスの現場において英語能力がますます求められるようになった今日、CEFR(セファールあるいはシーイーエフアール)と呼ばれる指標が注目されつつあります。外国語の運用能力を具体的かつ詳細に測ることができる、とても便利な指標です。 企業としては、各社員が英語を使って実際に何ができるのかを把握し、英語で行われるプロジェクトを効果的に進めることができます。就職あるいは転職活動をしている人にとっては、自分の英語力を具体的にアピールすることができる頼もしい指標です。 この記事では、CEFRが生まれた経緯やその特徴、またこの指標をビジネスの現場でどのように活用することができるのかについて解説します。 1 CEFRとは CEFRとはCommon European Framework of Reference for languageの頭文字を取ったもので、「セファール」もしくは「シーイーエフアール」と読まれます。日本語では「(外国語の学習・教授・評価のための)ヨーロッパ言語共通参照枠」と訳されています。端的に言い表すならば、「外国語の運用能力を測るための指標」となるでしょうか。よりわかりやすく言うと、「外国語を用いて何ができるか」を詳しく示す指標ということです。 Europeanという名前から分かる通り、CEFRはもともとヨーロッパの欧州評議会(Council Europe)が主体となって作成したもので、2001年に初版が発表されました。その後、2018年には増補版(companion volume)も作成され、いくつかの変更が施されています。 CEFRがヨーロッパで作成された背景には、どのような事情があったのでしょうか。日本とは異なり、ヨーロッパでは多くの国と国が地続きで隣接しています。自国とは異なる言語と接する機会も多いというわけです。また、同一国内で複数の言語が話されていると...