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スピーキング学習法

  • スピーキング力を向上させたい!多忙なビジネスパーソンが効率的に英語を学ぶ方法

    社会のグローバル化、企業の海外進出など、企業内で英語を必要とする業務が増え、英語スピーキングテストの需要が高まっている現代の日本社会。 ◆若い人には負けていられない! ◆これまでのキャリアを活かし、さらにキャリアアップをはかりたい! ◆ずっと英語を学びたいと思っていたけれど、まとまった時間がとれない ◆効率よく英語を習得したい そんな努力家で意欲的だけれど、多忙で英語を集中的に学ぶ時間がとれないビジネスパーソンにおすすめの英語勉強法をお伝えします 忙しい日々のなかで英語学習を続けるコツ 毎日の業務・残業で忙しいビジネスパーソンにとって、新たな挑戦や学びの障害になるのは継続的な時間の捻出です。無理な目標や計画を立てても続かないし、甘い目標では結果に繋がらない。そうして挫折をしてしまった苦い経験をお持ちではありませんか? ここでは、忙しい日々の中でも、モチベーションを維持し、目標に向かって取り組むために必要な実践方法やマインドセットをご紹介します。 英語学習に最も大切なことは「4つのトリガーを克服する」こと! まずは成功のためのマインドセットから始めよう。 英語学習を継続する上で、意外と重要なのがマインドセット。人のモチベーションを作り上げるうえで必要となる潜在的な思考や価値観は、知らず知らずのうちに自身に大きな影響を与えています。このマインドセットが前向きかどうかで、英会話学習への取り組み方も大きく変わってくるのです。 英語学習に失敗している人が潜在的に持っているマインドは、「プライドの高さや恥じらい」。これは多くの日本人が抱えるものかもしれません。子どもが初めての経験をする時、何度も間違え、繰り返し練習して習得するのと同様に、英語学習にも失敗、反復練習が必要なのです。 そこで意識して欲しいのが ◆英語に対してフラットであること(苦手意識を持たない) ◆失敗を恐れない ◆練習あるのみ ◆大胆なジェスチャーや外国人とのコミュニケーションに恥じらいを持たない まず第1に、「英語」というだけで、肩に力が入り身構えてしまい、知らず知らずのうちに苦手意識を持っている方は少なくありません。英語でも日本語でも、人とのコミュニケーションは世界共通です。相手の目を見て心で会話する。そんな心構えでリラックスして言葉のアウトプットをしていけば、多少の文法ミスは気になりません。「伝えたい」という強い気持ちがあれば、コミュニケーションはとれるはずなのです。 日本語で会話をしていても、言葉の使いまわしが違っていたり、漢字を間違えていたりすることがあるように、ネイティブであっても間違えることはあります。大人になると間違えることに臆病になり、一歩踏み出す勇気が持てない傾向にありますが、そういったネガティブなマインドセットを克服することで、世界は大きく広がっていきます。「教科書のような正しい英語を話す」のではなく、「相手とコミュニケーションをとる」という姿勢で英会話に臨めると良いでしょう。 次に、英会話習得への近道は「練習あるのみ」です。英会話はフィジカルトレーニングなので、スポーツ同様とにかく反復練習し、身体になじませることが大切です。また、繰り返し練習することで、「ミスをする」ことに対する不安も薄れ、自信をもってアウトプットすることができるようになります。何事も頑張った自負があればあるほど、人は自信をもって行動できます。ポジティブなマインドセットを持つためには、自信を持てるくらいの努力は欠かせないと言うことです。 最後に、英語を話す時の自分は普段とは違う「新しい自分」と捉えて、思い切ってコミュニケーションをとることを心がけましょう。相手の気持ちや状況を見極め、相手を尊重し、言葉を控えてしまう日本人とは異なり、英語圏の人は自分の意見を相手に伝えることを大切にしています。「郷に入れば郷に従え」とあるように、英語を話す時は非日常の世界にいる自分を存分に楽しんでみるのはいかがでしょうか。ポジティブな思考=ポジティブマインドセットを意識して、思い切って英語学習に取り組んでみてください。 マインドセットを外したら、現状を知ることから。 今の英語力から目標達成までの距離を測る 独学で英語を学習する場合、初めに取り掛かりたいのが「自身の実力を把握する」こと。自分の現在の立ち位置を知ることで、目標やその過程を見定めることができます。過去に受けた英語検定の階級などを目安にすることもできますが、自分の英語能力を知っている人は多くはないはずです。 簡単にWEB上で英語力を診断する方法として、オンライン上での英語力診断などがあります。 【NHK 英語力測定テスト2021】 【ケンブリッジ大学 レベルチェックテスト】 【アルク 英語レベル診断テスト】 【ベルリッツ ビジネス英語力診断】 より詳しい実力を把握したいなら、おすすめなのがTOEICの受験です。英語検定と違って点数で実力が確認できるので、学習を始める前の自分のレベルを把握するのにとても便利です。 【TOEIC】 またTOEICの受験後に英語を学びはじめ、目標が見えてきたところで再度受験をしてみると、どの程度の成長が見られたのかが確認できます。最終的に目標点数を定めるなど、モチベーションを上げる手助けにもなり、自身のレベルアップの指標にしやすいのではないでしょうか。 24時間英語漬け。デイリーに英語が入ってくる環境をつくる 次に考えたいのは、「日常生活の中に英語を取り入れ、英語に触れる機会を増やすこと」です。身近にネイティブの同僚や友人がいるなど好環境が整っている場合は、積極的にコミュニケーションを取り、英語に慣れるのが近道ですが、そういった環境にあるのはごくわずか。多くの人は自身で模索しながら環境作りをしていると思います。ここで大切なのは、英語を勉強する!と気合を入れてするのではなく、気負わず自然に英語に触れられる環境を作っていくこと事です。自分に厳しく真面目な人にありがちですが、毎日の自分へ課したノルマが負荷となり、長く続かないケースも多く見られます。長く続けるためにはストレスなく楽しみながら自然に英語に触れるという無理のない環境作りが重要なのです。 ここではこれから英語環境を作りたい人におすすめの無理なく出来る英語学習方法をいくつかご紹介します。 ◆海外のラジオやテレビ番組をかけ流す ◆スマホや携帯アプリを利用し、毎日届く英会話メルマガなどで単語やセンテンスを学ぶ ◆お気に入りの参考書を読む ◆お気に入りの英語絵本や録画した幼児番組を観る ◆自宅の目に入りやすい場所に、日常のセンテンスをオシャレに貼りだしてみる ◆毎日1行、英語で日記をつけてみる 実践できそうなものから無理なく取り入れてみてはいかがでしょうか。 時間をコントロール。毎日効率的に英語と触れるためのスペースをつくる 上記で英語環境の作り方をご紹介しましたが、1日の中でこれだけの内容を取り入れるのは少しハードルが高いと感じてしまうかもしれません。ここでは、どのようにすれば効率的に英語環境を取り入れることができるのか、いくつかご紹介しましょう。 ◆ラジオやテレビ番組、参考書を取り入れる 何かするときのBGM代わりに、あるいは時間のある時にパラパラとめくる絵本のように、日常の合間に英語学習を取り入れることで、ヒアリング力が鍛えられ、英語が体に馴染みます。「スキマ時間」として考えられるのは、通勤の電車や車での移動中、あるいはお風呂の中での半身浴タイムなど。こういった時間を利用して、英語のラジオやテレビをかけ流したり、参考書を読んだりしてみてください。一定期間が過ぎると、無意識のうちに英語力がついている自分に驚くことでしょう。 ◆スマホアプリを利用する スキマ時間を有効活用するもう一つの方法として、休憩時間や待ち時間などスマホを手に取るタイミングで、英語学習アプリを開いてみるのはいかがでしょうか。毎日1つのセンテンスを学ぶだけでも1週間になれば7つ、1カ月になれば30ものセンテンスが学べます。楽しくなると数も増えていきますよ。 ◆英語絵本や乳幼児番組を取り入れる 休日は子育てなどに奔走しており、時間がないという方であれば、子ども向けの絵本や番組を英語が使われたものに置き換えてみてはいかがでしょうか。寝る前の数分を利用して気軽にできるので、ハードルが低くてとりいれやすく、英語の基本を身に付けるのにはぴったり。スキマ時間やリラックスタイム、就寝前の少しの時間を利用し、気負わず時間管理ができると、継続しやすいですね。 ◆毎日1行、英語で日記をつけてみる 自分の頭の中にある言葉を英語に変換してアウトプットするには日々の訓練が必要です。ビジネス英会話の場面で、とっさの問いかけにスムーズに応えられるよう、日頃からアウトプットの練習をしておくことはとても大切です。その訓練として自分の気持ちを書き出す英語日記は最適と言えるでしょう。 日記は自身の体験した出来事を記録するため、話題に欠くことはありません。毎日の生活の中で起こった些細な出来事を英語にする練習を繰り返すことで自然とアウトプットのトレーニングになります。ただし、英語日記では間違えた文法などを使用していたとしても、誰かが添削をしてくれるわけではないので「文法学習」という意味では完全ではありません。そのため、あくまでも気持ちを英語で表現するためのトレーニングと捉え、アウトプット習得に欠かせない反復練習を継続してみましょう。 スマホのアプリを利用すれば、スキマ時間で訓練が出来ますし、就寝前の穏やかなひと時を利用してペンを執るのも、ライティングスキルの向上になってより良いでしょう。 ●アルク 英語日記ドリル https://ec.alc.co.jp/book/7011089/ ●アルク 英語日記ドリル アプリ版 http://www.applefan2.com/22505 ビジネス英会話を学ぶ方法 英会話の学習とひとくくりに言っても、初歩的な英会話からビジネス英会話レベル、資格取得などさまざま。ここでは、ビジネスの場面で役立つ英会話の習得を目指す人へ向けての、学習方法をお伝えします。 ビジネス英語はこれで完璧! 常に持ち歩きたいバイブル本3選 英語の学習と言ったらまずは参考書!と意気込んで本屋さんへ行きますよね。語学コーナーの棚を目の前に、参考書の数の多さに圧倒され、何を買ったら良いのか迷ってしまう。そんな経験をしたことはありませんか? そんな方へおすすめしたいのが、この3冊です。 1. 英会話だけでなくメール作文にも対応。ビジネス英語の参考書のバイブル 【英文ビジネスEメール 実例・表現1200[改訂版]】 会話だけでなく、メールでのやり取りで失敗しないための1冊。ビジネスにおけるさまざまなシーンを想定した実例集なので海外とのやりとりもこれでばっちり。 2. あらゆるビジネスシーンを想定した、時短「英会話学習」の決定版 【同僚に差をつける!毎朝10秒の英語レッスン】 留学経験なしでTOEIC満点をとった有子山博美さんの著書。ビジネスに役立つ「電話応対」「ミーティング」「プレゼン」のフレーズが300選! 会話でのやり取りに心強い1冊です。 3. NHKの人気英語講師が教える本当にビジネスで使える英会話本 【英語ペラペラビジネス100】 NHK教育テレビの人気語学講座で講師を務めてきたスティーブ・ソレイシーの著書。ビジネスを成功させるコミュニケーション力を磨くのに最適です。 日常での簡単な英会話と、ビジネスシーンでの英会話は少し違います。日本の“口語と敬語”のように大きくは変わりませんが、取引先との会話は失礼がないようにと慎重になるものですよね。今回、ご紹介した3冊からビジネスメール文書の作り方、電話応対やミーティングに役立つフレーズを習得し、同僚も驚くビジネス英会話を披露しましょう! いつでもどこでも英語が学べる学習アプリ4選で会話力を磨く! 隙間の時間を使って英語を学習する場合、常に手元にあるスマホのアプリを活用するのも効果的。時間や場所を選ばない学習方法は、忙しいビジネスパーソンにぴったりです。 ヒアリング力を鍛えるための視聴アプリや、ゲーム感覚で楽しめる学習アプリ、ちょっと調べたい時に助かる辞書アプリなど、英語学習をする上で、携帯に入れておくと便利なアプリをご紹介します。 1. 著名人のビジネス英語を聞いて“耳を慣れさせる” 【TED】 毎年カナダで行われている世界的な講演会「TED Conference」の講演内容が視聴できる公式アプリ。世界中の著名人やさまざまなジャンルの講演をネット上で視聴できるのでグローバル派なら押さえておきたいところです。(日本語字幕から慣れていくのも手です) 2. ゲーム感覚で手軽に、気軽に勉強できる 【Duolingo】 ゲーム感覚で英語学習ができ、スキマ時間での学習に便利なアプリ。英会話、リスニング、英単語など総合的に学べるので、英語アレルギーのある方はまずはここから始めてみては。 3. ネイティブの放送をBGMに本場の英語に触れる 【英語ラジオ - アイエルツ トーフル】 英語圏の国のラジオが聴けるアプリです。バックグラウンドで動いてくれるので、「ながら聞き」にも最適。毎日数分からネイティブの英語を聴いて英語脳を手に入れましょう。 4. 忘れた時に役に立つ英語の辞書ツール 【アルク 英辞郎 on the WEB】 語学教育のアルクが作った辞書アプリ。忘れてしまった単語のスペリングチェックや初めて聞いた単語をパッと調べることができ、とても便利です。 アプローチはさまざま! 自分ライクなスタイルで始めたい英会話教室6選 独学での英語学習では不安があるので、プロの力を借りて学習したい! と考えている人も多いかと思います。そこで「英会話教室を学習の場としよう」となった場合、何を基準にどんなところを選べば良いのかが重要になります。 それぞれの生活習慣や、英会話にかける費用、他者とのかかわり方などによって選ぶ教室は異なってくるかと思います。ここではさまざまなスタイルの英会話教室の特徴をご紹介します。ぜひ自分に合った学習の場を見つけてみてください。 1.【大手フランチャイズ型 英会話教室】 全国に教室を数多く持つ大手フランチャイズ型の英会話教室なら、教材の質や講師のレベルが安定しているので安心して通いやすいという利点があります。 デメリットとしては、他と比べて少し受講料が高めな傾向にあるようです。 2.【個人経営 英会話教室】 決まったカリキュラムがないので、受講生の希望や質問に合った内容で進めてくれるところが多いのが個人経営の英会話教室の魅力といえます。 デメリットとしては、教室によって内容に差があり、自分の求める学習ができているかどうかの判断が付けにくいところです。 3.【マンツーマン・プライベートレッスン】 レッスン場所が、自宅・講師の自宅・カフェなど選べて便利な点や、1対1のレッスンなので他者への気遣いや待ち時間が不要で、時間を有効に使うことができるのが特徴です。 デメリットとしては、受講料の相場がわかりづらい点が挙げられます。 4.【インターネットのオンラインレッスン】中・上級者向け 無料のものから格安のものまであり、価格が比較的安くて気軽に始めやすいのが魅力。インターネットの環境さえあれば、自宅でも会社でも場所を選ばずレッスンができるのも便利です。 デメリットとしては、教材がないのがほとんどでフリートークが主体となるので、講師により内容に差が出やすく、フリートークが苦手な人にはあまり向かないかもしれません。 5.【英会話カフェ】中・上級者向け 料金が回数券式なところが多く、決まった曜日、決まった時間に教室に通いにくい人におすすめ。オシャレなカフェなどで行うため、緊張せずにリラックスして会話を楽しむことができます。 デメリットとしては、オンラインレッスン同様、教材がないことが多く、フリートークが苦手な人にはあまり向かないかもしれません。 6.【短期集中型トレーニング】 ある程度英語の知識が身についているはずなのに、うまく会話ができない、スピーキング力を鍛えたい、短期集中で学びたいという人に最適なレッスンです。「間違えてもいいからとにかく話す」など、マインドセットを変えて練習する場所が欲しい人が受講することで、英会話習得のゴールが見えてきます。 デメリットとしては、一度に支払う受講料が高額なこと。けれども短期間で効率よく習得できるトレーニングと考えれば、コストパフォーマンスは高いと言えるかもしれません。 実践することで身につく“リスニング”と“スピーキング” 独学での英語学習方法についていくつかお伝えしてきましたが、実践が重要な“リスニング”と“スピーキング”を独学で学ぶのは困難に感じる方も多いでしょう。そこで独学で英語学習する際に、気をつけたいリスニングとスピーキングの実践法をご紹介します。 ◆英語学習の基本は、インプットとアウトプット。 既に独学を一定期間続けている人は、多くの単語のインプットを終えて、次の段階へステップアップするタイミングを迎えているかもしれません。耳で聞く(リスニング)学習は英語脳になるための学習ではありますが、頭の中で理解はできているのに、それに反応できない=アウトプットできないという壁にぶつかってしまいます。 多くの日本人が苦手意識を持つスピーキング。これはインプットと並行して、アウトプットする学習をしている人が少ないからと言えます。 ◆独学は声に出して勉強してみる 自宅でのTV番組やラジオ番組を使って英語学習をしている時、インプットしたフレーズや単語を反復してみてください。“耳で聴く”、“目で見る”だけでなく、“自分の声で聴く”を取り入れることにより、さらに効果的な学習をすることができます。 恥じらいを捨て、聴いたままの発音で発声していくことで英語脳を鍛えていきます。 ◆アウトプットする機会を作る 英会話教室やオンライン英会話が人気なのは、独学では得られないアウトプットの機会を得られるからではないでしょうか。耳で聴いて理解はできるのに、会話ができないという段階に来ている人は英会話習得まであともう一歩です。溜め込んだ英語力をアウトプットし、恥じらうことなく英語を話す機会を増やすことで、英会話習得のゴールはぐっと近づいてくるでしょう。 この時、大切なのが非日常の自分であること、自信をもってコミュニケーションをとることです。英語を話している時は「アイコンタクト」「ジェスチャー」「スマイル」「自信のある声」「パッション」を意識して取り組みましょう。これだけでアウトプットの重要なポイントをクリアすることが出来るでしょう。失敗を恐れず、ポジティブマインドセットを意識し、アウトプットの練習に励んでみてください。 やみくもに聞き流すだけでは英会話は習得できない ~英語学習の基本はインプットとアウトプット~ 3の【実践することで身につく“リスニング”と“スピーキング”】で少し触れていますが、英語学習の基本はとにかく、インプットとアウトプット。これは英会話習得をするうえでとても重要なポイントです。日本人の多くがインプットの英語学習だけを繰り返し、アウトプットする機会を持たないまま、「どうして習得できないのだろう」「どうして話せるようにならないのだろう」と感じているのではないでしょうか。 ◆インプットとは? 英会話に必要な英単語数はどれくらいなのでしょうか。文部科学省によれば、日本の教育では中学卒業時で1,500語、高校卒業時で3000語程度を習得していると言われています。一般的に、英会話に必要な単語数としては2,000語とも、3,000語とも言われています。もし日本の厳しい受験勉強を乗り越えてきた方々であれば、簡単ではありませんが、決して難しい条件ではない数と言えるのではないでしょうか。 この数字を見て、インプットは既に十分だと感じる人、これからもう少しスキマ時間を使ってインプットが必要だと感じる人、とさまざまだと思います。 ここでお伝えしたいのは、そもそも日本の教育はインプットを中心とした学習スタイルだということ。 英語学習と言えば、「単語」「文法」と意識して受験勉強をしてきた私たちにとって、英語の基礎をインプットによって固めることは、さほど難しいことではないはずです。 このインプット型の学習をさらに進めることで、より語学の幅を広げ、専門的な知識へと進むことも出来ますので、日本語の学習と同様、終わりのない大切な基礎学習とも言えますね。 ◆どうやってアウトプットするの? では、アウトプット型の学習とは、どのようなものでしょうか。一言でお伝えするならば、アウトプット=コミュニケーション(スピーキング)です。英単語や文法の試験を受ければ高得点が取れるのに英語が話せない。これまでの日本の英語教育の限界はここにありました。しかし、時代も変わり、これからの子供たちはより世界を身近に感じ活躍していくでしょう。それに伴い、2020年から改革される義務教育における英語学習でも語られている通り、これからはコミュニケーションを重視した英語学習が必須となってきます。 これまで日本の教育の中で行われてこなかった、もしくは重要視されてこなかった“アウトプット”を実践することで、多くの方のコミュニケーション力は飛躍していくでしょう。 みなさんが実践できるアウトプット学習法はさまざまです。 ◆英会話教室 ◆オンラインレッスン ◆短期集中トレーニング などのプロと学ぶ学習は、安全、安心して学ぶことが出来ます。 少しハードルが高いかもしれませんが、積極性に自信のある方は、 ◆外国人観光客が訪れる地域での観光ボランティア活動 ◆外国人が多く訪れるバーなどでのコミュニケーション ◆休暇を利用し海外旅行へ出かける なども良いでしょう。 こちらは、コミュニケーションの相手がプロではないぶん、学習というより、あくまで「日常の延長線上で英語と触れる機会を増やす」と捉えたほうがいいかもしれません。 また、こうした「インプット」と「アウトプット」を繋ぐ方法として、「シャドーイング」という“”聞き取った英語をそのまま真似して発音するトレーニング”があります。 聞き取った英語をそのまま発音するには、話すときのリズムを覚え、リスニング力を鍛えてから、発音やリズム、単語の意味を考えながら発声していくため、まさにこの2つが同時に体感できるのです。 このシャドーイングを使った実際のトレーニング方法は、以下のリンクで紹介されています。ぜひ参考にしてみてください。 自宅で一人でも出来る!シャドーイングで効果的に英会話トレーニングしてみよう! https://english-bootcamp.com/how-to-shadowing/ 【動画教材集】シャドーイング100本ノック! https://www.youtube.com/playlist?list=PL4QXtrVyCe3595KWzOseq9r7VrSPm_ADZ 自身のレベルや生活リズムに合わせて、アウトプット学習を攻略していくことで、英会話習得のゴールを目指していきましょう。 まとめ:自分の生活スタイルにあった勉強法をまずは実践してみる 英語学習と言っても、その学習方法はさまざま。独学、英会話教室、オンライン学習、短期集中トレーニングなど、自身のライフスタイルやニーズにあった学習方法を選んで、まずはアクションを起こすところから始めてみてください。 なかでも、仕事で急に英語習得が必要になったり、短時間で効率よく英語を学びたい、アウトプットしたい、実践の英会話を習得したいなど考えている人は、この夏、短期集中トレーニングに挑戦してみるのはいかがでしょうか。 [まとめ] ・英会話習得には隙間時間の独学と日々の英語環境を作る事が大切 ・英会話習得成功のカギを握るポジティブマインドセットを意識する・独学でのインプット・英会話教室でのアウトプットを並行して行う ・ライフスタイルに合わせて、独自の学習法をみつける ・効率的にアウトプットを習得するなら短期集中トレーニングがおすすめ *参照サイト http://www.we-j.jp/blog/vocabulary.html https://e-student-ph.com/vocabulary-numbers-1340.html http://yuitaenglish.com/learning_english/8968/ http://blog.etn.co.jp/english-word-4/625.html

  • 『英語は20の動詞で伝わる』著者が語る「英語を話せる人のマインド」がスピーキングテストにも有効

    『英語は20の動詞で伝わる』の著者、佐藤洋一さんは、グローバル企業のビジネスパーソン向けに、英語学習コンサルティングに基づいたトレーニングを行なっています。 (さらに…) "『英語は20の動詞で伝わる』著者が語る「英語を話せる人のマインド」がスピーキングテストにも有効"

  • スピーキング力を向上させたい!多忙なビジネスパーソンが効率的に英語を学ぶ方法

    社会のグローバル化、企業の海外進出など、企業内で英語を必要とする業務が増え、英語スピーキングテストの需要が高まっている現代の日本社会。 ◆若い人には負けていられない! ◆これまでのキャリアを活かし、さらにキャリアアップをはかりたい! ◆ずっと英語を学びたいと思っていたけれど、まとまった時間がとれない ◆効率よく英語を習得したい そんな努力家で意欲的だけれど、多忙で英語を集中的に学ぶ時間がとれないビジネスパーソンにおすすめの英語勉強法をお伝えします 忙しい日々のなかで英語学習を続けるコツ 毎日の業務・残業で忙しいビジネスパーソンにとって、新たな挑戦や学びの障害になるのは継続的な時間の捻出です。無理な目標や計画を立てても続かないし、甘い目標では結果に繋がらない。そうして挫折をしてしまった苦い経験をお持ちではありませんか? ここでは、忙しい日々の中でも、モチベーションを維持し、目標に向かって取り組むために必要な実践方法やマインドセットをご紹介します。 英語学習に最も大切なことは「4つのトリガーを克服する」こと! まずは成功のためのマインドセットから始めよう。 英語学習を継続する上で、意外と重要なのがマインドセット。人のモチベーションを作り上げるうえで必要となる潜在的な思考や価値観は、知らず知らずのうちに自身に大きな影響を与えています。このマインドセットが前向きかどうかで、英会話学習への取り組み方も大きく変わってくるのです。 英語学習に失敗している人が潜在的に持っているマインドは、「プライドの高さや恥じらい」。これは多くの日本人が抱えるものかもしれません。子どもが初めての経験をする時、何度も間違え、繰り返し練習して習得するのと同様に、英語学習にも失敗、反復練習が必要なのです。 そこで意識して欲しいのが ◆英語に対してフラットであること(苦手意識を持たない) ◆失敗を恐れない ◆練習あるのみ ◆大胆なジェスチャーや外国人とのコミュニケーションに恥じらいを持たない まず第1に、「英語」というだけで、肩に力が入り身構えてしまい、知らず知らずのうちに苦手意識を持っている方は少なくありません。英語でも日本語でも、人とのコミュニケーションは世界共通です。相手の目を見て心で会話する。そんな心構えでリラックスして言葉のアウトプットをしていけば、多少の文法ミスは気になりません。「伝えたい」という強い気持ちがあれば、コミュニケーションはとれるはずなのです。 日本語で会話をしていても、言葉の使いまわしが違っていたり、漢字を間違えていたりすることがあるように、ネイティブであっても間違えることはあります。大人になると間違えることに臆病になり、一歩踏み出す勇気が持てない傾向にありますが、そういったネガティブなマインドセットを克服することで、世界は大きく広がっていきます。「教科書のような正しい英語を話す」のではなく、「相手とコミュニケーションをとる」という姿勢で英会話に臨めると良いでしょう。 次に、英会話習得への近道は「練習あるのみ」です。英会話はフィジカルトレーニングなので、スポーツ同様とにかく反復練習し、身体になじませることが大切です。また、繰り返し練習することで、「ミスをする」ことに対する不安も薄れ、自信をもってアウトプットすることができるようになります。何事も頑張った自負があればあるほど、人は自信をもって行動できます。ポジティブなマインドセットを持つためには、自信を持てるくらいの努力は欠かせないと言うことです。 最後に、英語を話す時の自分は普段とは違う「新しい自分」と捉えて、思い切ってコミュニケーションをとることを心がけましょう。相手の気持ちや状況を見極め、相手を尊重し、言葉を控えてしまう日本人とは異なり、英語圏の人は自分の意見を相手に伝えることを大切にしています。「郷に入れば郷に従え」とあるように、英語を話す時は非日常の世界にいる自分を存分に楽しんでみるのはいかがでしょうか。ポジティブな思考=ポジティブマインドセットを意識して、思い切って英語学習に取り組んでみてください。 マインドセットを外したら、現状を知ることから。 今の英語力から目標達成までの距離を測る 独学で英語を学習する場合、初めに取り掛かりたいのが「自身の実力を把握する」こと。自分の現在の立ち位置を知ることで、目標やその過程を見定めることができます。過去に受けた英語検定の階級などを目安にすることもできますが、自分の英語能力を知っている人は多くはないはずです。 簡単にWEB上で英語力を診断する方法として、オンライン上での英語力診断などがあります。 【NHK 英語力測定テスト2021】 【ケンブリッジ大学 レベルチェックテスト】 【アルク 英語レベル診断テスト】 【ベルリッツ ビジネス英語力診断】 より詳しい実力を把握したいなら、おすすめなのがTOEICの受験です。英語検定と違って点数で実力が確認できるので、学習を始める前の自分のレベルを把握するのにとても便利です。 【TOEIC】 またTOEICの受験後に英語を学びはじめ、目標が見えてきたところで再度受験をしてみると、どの程度の成長が見られたのかが確認できます。最終的に目標点数を定めるなど、モチベーションを上げる手助けにもなり、自身のレベルアップの指標にしやすいのではないでしょうか。 24時間英語漬け。デイリーに英語が入ってくる環境をつくる 次に考えたいのは、「日常生活の中に英語を取り入れ、英語に触れる機会を増やすこと」です。身近にネイティブの同僚や友人がいるなど好環境が整っている場合は、積極的にコミュニケーションを取り、英語に慣れるのが近道ですが、そういった環境にあるのはごくわずか。多くの人は自身で模索しながら環境作りをしていると思います。ここで大切なのは、英語を勉強する!と気合を入れてするのではなく、気負わず自然に英語に触れられる環境を作っていくこと事です。自分に厳しく真面目な人にありがちですが、毎日の自分へ課したノルマが負荷となり、長く続かないケースも多く見られます。長く続けるためにはストレスなく楽しみながら自然に英語に触れるという無理のない環境作りが重要なのです。 ここではこれから英語環境を作りたい人におすすめの無理なく出来る英語学習方法をいくつかご紹介します。 ◆海外のラジオやテレビ番組をかけ流す ◆スマホや携帯アプリを利用し、毎日届く英会話メルマガなどで単語やセンテンスを学ぶ ◆お気に入りの参考書を読む ◆お気に入りの英語絵本や録画した幼児番組を観る ◆自宅の目に入りやすい場所に、日常のセンテンスをオシャレに貼りだしてみる ◆毎日1行、英語で日記をつけてみる 実践できそうなものから無理なく取り入れてみてはいかがでしょうか。 時間をコントロール。毎日効率的に英語と触れるためのスペースをつくる 上記で英語環境の作り方をご紹介しましたが、1日の中でこれだけの内容を取り入れるのは少しハードルが高いと感じてしまうかもしれません。ここでは、どのようにすれば効率的に英語環境を取り入れることができるのか、いくつかご紹介しましょう。 ◆ラジオやテレビ番組、参考書を取り入れる 何かするときのBGM代わりに、あるいは時間のある時にパラパラとめくる絵本のように、日常の合間に英語学習を取り入れることで、ヒアリング力が鍛えられ、英語が体に馴染みます。「スキマ時間」として考えられるのは、通勤の電車や車での移動中、あるいはお風呂の中での半身浴タイムなど。こういった時間を利用して、英語のラジオやテレビをかけ流したり、参考書を読んだりしてみてください。一定期間が過ぎると、無意識のうちに英語力がついている自分に驚くことでしょう。 ◆スマホアプリを利用する スキマ時間を有効活用するもう一つの方法として、休憩時間や待ち時間などスマホを手に取るタイミングで、英語学習アプリを開いてみるのはいかがでしょうか。毎日1つのセンテンスを学ぶだけでも1週間になれば7つ、1カ月になれば30ものセンテンスが学べます。楽しくなると数も増えていきますよ。 ◆英語絵本や乳幼児番組を取り入れる 休日は子育てなどに奔走しており、時間がないという方であれば、子ども向けの絵本や番組を英語が使われたものに置き換えてみてはいかがでしょうか。寝る前の数分を利用して気軽にできるので、ハードルが低くてとりいれやすく、英語の基本を身に付けるのにはぴったり。スキマ時間やリラックスタイム、就寝前の少しの時間を利用し、気負わず時間管理ができると、継続しやすいですね。 ◆毎日1行、英語で日記をつけてみる 自分の頭の中にある言葉を英語に変換してアウトプットするには日々の訓練が必要です。ビジネス英会話の場面で、とっさの問いかけにスムーズに応えられるよう、日頃からアウトプットの練習をしておくことはとても大切です。その訓練として自分の気持ちを書き出す英語日記は最適と言えるでしょう。 日記は自身の体験した出来事を記録するため、話題に欠くことはありません。毎日の生活の中で起こった些細な出来事を英語にする練習を繰り返すことで自然とアウトプットのトレーニングになります。ただし、英語日記では間違えた文法などを使用していたとしても、誰かが添削をしてくれるわけではないので「文法学習」という意味では完全ではありません。そのため、あくまでも気持ちを英語で表現するためのトレーニングと捉え、アウトプット習得に欠かせない反復練習を継続してみましょう。 スマホのアプリを利用すれば、スキマ時間で訓練が出来ますし、就寝前の穏やかなひと時を利用してペンを執るのも、ライティングスキルの向上になってより良いでしょう。 ●アルク 英語日記ドリル https://ec.alc.co.jp/book/7011089/ ●アルク 英語日記ドリル アプリ版 http://www.applefan2.com/22505 ビジネス英会話を学ぶ方法 英会話の学習とひとくくりに言っても、初歩的な英会話からビジネス英会話レベル、資格取得などさまざま。ここでは、ビジネスの場面で役立つ英会話の習得を目指す人へ向けての、学習方法をお伝えします。 ビジネス英語はこれで完璧! 常に持ち歩きたいバイブル本3選 英語の学習と言ったらまずは参考書!と意気込んで本屋さんへ行きますよね。語学コーナーの棚を目の前に、参考書の数の多さに圧倒され、何を買ったら良いのか迷ってしまう。そんな経験をしたことはありませんか? そんな方へおすすめしたいのが、この3冊です。 1. 英会話だけでなくメール作文にも対応。ビジネス英語の参考書のバイブル 【英文ビジネスEメール 実例・表現1200[改訂版]】 会話だけでなく、メールでのやり取りで失敗しないための1冊。ビジネスにおけるさまざまなシーンを想定した実例集なので海外とのやりとりもこれでばっちり。 2. あらゆるビジネスシーンを想定した、時短「英会話学習」の決定版 【同僚に差をつける!毎朝10秒の英語レッスン】 留学経験なしでTOEIC満点をとった有子山博美さんの著書。ビジネスに役立つ「電話応対」「ミーティング」「プレゼン」のフレーズが300選! 会話でのやり取りに心強い1冊です。 3. NHKの人気英語講師が教える本当にビジネスで使える英会話本 【英語ペラペラビジネス100】 NHK教育テレビの人気語学講座で講師を務めてきたスティーブ・ソレイシーの著書。ビジネスを成功させるコミュニケーション力を磨くのに最適です。 日常での簡単な英会話と、ビジネスシーンでの英会話は少し違います。日本の“口語と敬語”のように大きくは変わりませんが、取引先との会話は失礼がないようにと慎重になるものですよね。今回、ご紹介した3冊からビジネスメール文書の作り方、電話応対やミーティングに役立つフレーズを習得し、同僚も驚くビジネス英会話を披露しましょう! いつでもどこでも英語が学べる学習アプリ4選で会話力を磨く! 隙間の時間を使って英語を学習する場合、常に手元にあるスマホのアプリを活用するのも効果的。時間や場所を選ばない学習方法は、忙しいビジネスパーソンにぴったりです。 ヒアリング力を鍛えるための視聴アプリや、ゲーム感覚で楽しめる学習アプリ、ちょっと調べたい時に助かる辞書アプリなど、英語学習をする上で、携帯に入れておくと便利なアプリをご紹介します。 1. 著名人のビジネス英語を聞いて“耳を慣れさせる” 【TED】 毎年カナダで行われている世界的な講演会「TED Conference」の講演内容が視聴できる公式アプリ。世界中の著名人やさまざまなジャンルの講演をネット上で視聴できるのでグローバル派なら押さえておきたいところです。(日本語字幕から慣れていくのも手です) 2. ゲーム感覚で手軽に、気軽に勉強できる 【Duolingo】 ゲーム感覚で英語学習ができ、スキマ時間での学習に便利なアプリ。英会話、リスニング、英単語など総合的に学べるので、英語アレルギーのある方はまずはここから始めてみては。 3. ネイティブの放送をBGMに本場の英語に触れる 【英語ラジオ - アイエルツ トーフル】 英語圏の国のラジオが聴けるアプリです。バックグラウンドで動いてくれるので、「ながら聞き」にも最適。毎日数分からネイティブの英語を聴いて英語脳を手に入れましょう。 4. 忘れた時に役に立つ英語の辞書ツール 【アルク 英辞郎 on the WEB】 語学教育のアルクが作った辞書アプリ。忘れてしまった単語のスペリングチェックや初めて聞いた単語をパッと調べることができ、とても便利です。 アプローチはさまざま! 自分ライクなスタイルで始めたい英会話教室6選 独学での英語学習では不安があるので、プロの力を借りて学習したい! と考えている人も多いかと思います。そこで「英会話教室を学習の場としよう」となった場合、何を基準にどんなところを選べば良いのかが重要になります。 それぞれの生活習慣や、英会話にかける費用、他者とのかかわり方などによって選ぶ教室は異なってくるかと思います。ここではさまざまなスタイルの英会話教室の特徴をご紹介します。ぜひ自分に合った学習の場を見つけてみてください。 1.【大手フランチャイズ型 英会話教室】 全国に教室を数多く持つ大手フランチャイズ型の英会話教室なら、教材の質や講師のレベルが安定しているので安心して通いやすいという利点があります。 デメリットとしては、他と比べて少し受講料が高めな傾向にあるようです。 2.【個人経営 英会話教室】 決まったカリキュラムがないので、受講生の希望や質問に合った内容で進めてくれるところが多いのが個人経営の英会話教室の魅力といえます。 デメリットとしては、教室によって内容に差があり、自分の求める学習ができているかどうかの判断が付けにくいところです。 3.【マンツーマン・プライベートレッスン】 レッスン場所が、自宅・講師の自宅・カフェなど選べて便利な点や、1対1のレッスンなので他者への気遣いや待ち時間が不要で、時間を有効に使うことができるのが特徴です。 デメリットとしては、受講料の相場がわかりづらい点が挙げられます。 4.【インターネットのオンラインレッスン】中・上級者向け 無料のものから格安のものまであり、価格が比較的安くて気軽に始めやすいのが魅力。インターネットの環境さえあれば、自宅でも会社でも場所を選ばずレッスンができるのも便利です。 デメリットとしては、教材がないのがほとんどでフリートークが主体となるので、講師により内容に差が出やすく、フリートークが苦手な人にはあまり向かないかもしれません。 5.【英会話カフェ】中・上級者向け 料金が回数券式なところが多く、決まった曜日、決まった時間に教室に通いにくい人におすすめ。オシャレなカフェなどで行うため、緊張せずにリラックスして会話を楽しむことができます。 デメリットとしては、オンラインレッスン同様、教材がないことが多く、フリートークが苦手な人にはあまり向かないかもしれません。 6.【短期集中型トレーニング】 ある程度英語の知識が身についているはずなのに、うまく会話ができない、スピーキング力を鍛えたい、短期集中で学びたいという人に最適なレッスンです。「間違えてもいいからとにかく話す」など、マインドセットを変えて練習する場所が欲しい人が受講することで、英会話習得のゴールが見えてきます。 デメリットとしては、一度に支払う受講料が高額なこと。けれども短期間で効率よく習得できるトレーニングと考えれば、コストパフォーマンスは高いと言えるかもしれません。 実践することで身につく“リスニング”と“スピーキング” 独学での英語学習方法についていくつかお伝えしてきましたが、実践が重要な“リスニング”と“スピーキング”を独学で学ぶのは困難に感じる方も多いでしょう。そこで独学で英語学習する際に、気をつけたいリスニングとスピーキングの実践法をご紹介します。 ◆英語学習の基本は、インプットとアウトプット。 既に独学を一定期間続けている人は、多くの単語のインプットを終えて、次の段階へステップアップするタイミングを迎えているかもしれません。耳で聞く(リスニング)学習は英語脳になるための学習ではありますが、頭の中で理解はできているのに、それに反応できない=アウトプットできないという壁にぶつかってしまいます。 多くの日本人が苦手意識を持つスピーキング。これはインプットと並行して、アウトプットする学習をしている人が少ないからと言えます。 ◆独学は声に出して勉強してみる 自宅でのTV番組やラジオ番組を使って英語学習をしている時、インプットしたフレーズや単語を反復してみてください。“耳で聴く”、“目で見る”だけでなく、“自分の声で聴く”を取り入れることにより、さらに効果的な学習をすることができます。 恥じらいを捨て、聴いたままの発音で発声していくことで英語脳を鍛えていきます。 ◆アウトプットする機会を作る 英会話教室やオンライン英会話が人気なのは、独学では得られないアウトプットの機会を得られるからではないでしょうか。耳で聴いて理解はできるのに、会話ができないという段階に来ている人は英会話習得まであともう一歩です。溜め込んだ英語力をアウトプットし、恥じらうことなく英語を話す機会を増やすことで、英会話習得のゴールはぐっと近づいてくるでしょう。 この時、大切なのが非日常の自分であること、自信をもってコミュニケーションをとることです。英語を話している時は「アイコンタクト」「ジェスチャー」「スマイル」「自信のある声」「パッション」を意識して取り組みましょう。これだけでアウトプットの重要なポイントをクリアすることが出来るでしょう。失敗を恐れず、ポジティブマインドセットを意識し、アウトプットの練習に励んでみてください。 やみくもに聞き流すだけでは英会話は習得できない ~英語学習の基本はインプットとアウトプット~ 3の【実践することで身につく“リスニング”と“スピーキング”】で少し触れていますが、英語学習の基本はとにかく、インプットとアウトプット。これは英会話習得をするうえでとても重要なポイントです。日本人の多くがインプットの英語学習だけを繰り返し、アウトプットする機会を持たないまま、「どうして習得できないのだろう」「どうして話せるようにならないのだろう」と感じているのではないでしょうか。 ◆インプットとは? 英会話に必要な英単語数はどれくらいなのでしょうか。文部科学省によれば、日本の教育では中学卒業時で1,500語、高校卒業時で3000語程度を習得していると言われています。一般的に、英会話に必要な単語数としては2,000語とも、3,000語とも言われています。もし日本の厳しい受験勉強を乗り越えてきた方々であれば、簡単ではありませんが、決して難しい条件ではない数と言えるのではないでしょうか。 この数字を見て、インプットは既に十分だと感じる人、これからもう少しスキマ時間を使ってインプットが必要だと感じる人、とさまざまだと思います。 ここでお伝えしたいのは、そもそも日本の教育はインプットを中心とした学習スタイルだということ。 英語学習と言えば、「単語」「文法」と意識して受験勉強をしてきた私たちにとって、英語の基礎をインプットによって固めることは、さほど難しいことではないはずです。 このインプット型の学習をさらに進めることで、より語学の幅を広げ、専門的な知識へと進むことも出来ますので、日本語の学習と同様、終わりのない大切な基礎学習とも言えますね。 ◆どうやってアウトプットするの? では、アウトプット型の学習とは、どのようなものでしょうか。一言でお伝えするならば、アウトプット=コミュニケーション(スピーキング)です。英単語や文法の試験を受ければ高得点が取れるのに英語が話せない。これまでの日本の英語教育の限界はここにありました。しかし、時代も変わり、これからの子供たちはより世界を身近に感じ活躍していくでしょう。それに伴い、2020年から改革される義務教育における英語学習でも語られている通り、これからはコミュニケーションを重視した英語学習が必須となってきます。 これまで日本の教育の中で行われてこなかった、もしくは重要視されてこなかった“アウトプット”を実践することで、多くの方のコミュニケーション力は飛躍していくでしょう。 みなさんが実践できるアウトプット学習法はさまざまです。 ◆英会話教室 ◆オンラインレッスン ◆短期集中トレーニング などのプロと学ぶ学習は、安全、安心して学ぶことが出来ます。 少しハードルが高いかもしれませんが、積極性に自信のある方は、 ◆外国人観光客が訪れる地域での観光ボランティア活動 ◆外国人が多く訪れるバーなどでのコミュニケーション ◆休暇を利用し海外旅行へ出かける なども良いでしょう。 こちらは、コミュニケーションの相手がプロではないぶん、学習というより、あくまで「日常の延長線上で英語と触れる機会を増やす」と捉えたほうがいいかもしれません。 また、こうした「インプット」と「アウトプット」を繋ぐ方法として、「シャドーイング」という“”聞き取った英語をそのまま真似して発音するトレーニング”があります。 聞き取った英語をそのまま発音するには、話すときのリズムを覚え、リスニング力を鍛えてから、発音やリズム、単語の意味を考えながら発声していくため、まさにこの2つが同時に体感できるのです。 このシャドーイングを使った実際のトレーニング方法は、以下のリンクで紹介されています。ぜひ参考にしてみてください。 自宅で一人でも出来る!シャドーイングで効果的に英会話トレーニングしてみよう! https://english-bootcamp.com/how-to-shadowing/ 【動画教材集】シャドーイング100本ノック! https://www.youtube.com/playlist?list=PL4QXtrVyCe3595KWzOseq9r7VrSPm_ADZ 自身のレベルや生活リズムに合わせて、アウトプット学習を攻略していくことで、英会話習得のゴールを目指していきましょう。 まとめ:自分の生活スタイルにあった勉強法をまずは実践してみる 英語学習と言っても、その学習方法はさまざま。独学、英会話教室、オンライン学習、短期集中トレーニングなど、自身のライフスタイルやニーズにあった学習方法を選んで、まずはアクションを起こすところから始めてみてください。 なかでも、仕事で急に英語習得が必要になったり、短時間で効率よく英語を学びたい、アウトプットしたい、実践の英会話を習得したいなど考えている人は、この夏、短期集中トレーニングに挑戦してみるのはいかがでしょうか。 [まとめ] ・英会話習得には隙間時間の独学と日々の英語環境を作る事が大切 ・英会話習得成功のカギを握るポジティブマインドセットを意識する・独学でのインプット・英会話教室でのアウトプットを並行して行う ・ライフスタイルに合わせて、独自の学習法をみつける ・効率的にアウトプットを習得するなら短期集中トレーニングがおすすめ *参照サイト http://www.we-j.jp/blog/vocabulary.html https://e-student-ph.com/vocabulary-numbers-1340.html http://yuitaenglish.com/learning_english/8968/ http://blog.etn.co.jp/english-word-4/625.html

  • 『英語は20の動詞で伝わる』著者が語る「英語を話せる人のマインド」がスピーキングテストにも有効

    『英語は20の動詞で伝わる』の著者、佐藤洋一さんは、グローバル企業のビジネスパーソン向けに、英語学習コンサルティングに基づいたトレーニングを行なっています。 (さらに…) "『英語は20の動詞で伝わる』著者が語る「英語を話せる人のマインド」がスピーキングテストにも有効"